私が今夏、旅行で訪れた北海道斜里町の中心地に現れたのは2頭のヒグマたち。この現場は海にも近く、ここに程近い場所には小学校もある。
普段彼らは山の中で暮らしており、ブナやミズナラの実などを食料としているが、10/24付のサンケイエクスプレスによると、よっほど腹ぺこだったのか、それとも突然変異なのか、これからやってくる冬場に備え、生きるために必要な食べものを求めて、有るはずもない市街地にも繰り出したようだ。
酷暑のみぎり、地球温暖化の影響で今年は主食のドングリの実が大凶作となり、彼らの行動範囲は人間に係わる生活エリアにも及んできてしまっている。
人間とクマが住む境界に本来、緩衝(かんしょう)地帯を設けることで住み分けが可能だが、このエリアに栽培したクリの木やカキなどがクマたちの呼び水となり、人間たちのホームタウンへとやって来てしまうとされる。
斜里町民の安全のためには一刻でも早くクマを駆除するしか方法はなかったようで、食べ物探しのためにさまよう彼らはあえなく天に召されたようだ。

