現在の関東圏の供給不足については、実際の在庫状況には特に問題は無く、一般的に不安感を抱かせる食料の「買いだめ」のように消費者側に起因する部分が大きいとしています。
3月22日以降においては事業者間の連携や供給体制の見直しによって燃料不足の解消が徐々に図られるようで、現在石油元売各社は精製工場の早期復旧とともに、安定供給に向けた工場の稼働率アップなどを確実に進めています。
・JX日鉱日石エネルギー...現在、被災した仙台製油所は損傷の度合いが大きいために復旧の見込みがたっていない。鹿島・根岸製油所は陸上出荷をすでに開始。その他の精油所(室蘭、水島、大分、麻里布)の稼働率を最大限にすることで、東北・関東地区への供給を増強する予定。韓国からも石油の輸入を実施している。
・コスモ石油...千葉精油所が一時的に使用不可能になったが、他の精油所の原油処理能力を増強、さらに製品輸出を一部取りやめることで、地震前の約8割の処理能力を取り戻す計画。
・昭和シェル石油...グループ製油所の4箇所(川崎、袖ヶ浦、四日市、山口)はすでにフル稼働中。
・エクソンモービル・ジャパングループ...すでに国内すべての精油所の稼働を実施。
・出光興産...電力供給が途絶え出荷停止を余儀なくされた宮城県の塩釜油槽所の稼働を3月17日より再開。
石油連盟では「全力をあげて復旧に努めております。恐れ入りますが、不要不急の給油は、極力お控えくださいますようお願いいたします」といった緊急のお願いが消費者向けに出されています。
石油連盟:http://www.paj.gr.jp/
JX日鉱日石エネルギー(ジョモ、エネオス):http://www.noe.jx-group.co.jp/emergency/index.html
コスモ石油:http://www.cosmo-oil.co.jp/
昭和シェル石油:http://www.showa-shell.co.jp/index.html
エクソンモービル(エッソ、ゼネラル、モービル):http://www.exxonmobil.jp/
出光興産:http://www.idemitsu.co.jp/

