生活習慣病の回避、または最近のマラソンブームになぞられるように、昼夜を問わずジョギングを楽しまれる方も多いのではないでしょうか---
最近の米国心臓病学会によれば、より専門的なトレーニングに偏り「持久力向上」などを目的とするマラソンランナーは、必然的に心臓血管系に負担をかける割合が高くなって高血圧や心臓病の発生リスクを高める可能性があることがわかりました。
調査に協力したマラソンランナーの血圧が通常より高めであることや、心臓につながる主要血管である動脈に硬化現象があらわれていることが主な理由です。
アテネ大学医学部のカルダラさんなどの研究者グループは「ヒトに必要な運動量の不足により心臓関係の病気を引き起こす可能性がある。しかし、過度なスポーツによって身体のバランスコントロールを失うことも知っていてほしい」と警告しています。
さらには「心臓血管はスポーツカーのエンジンのようだ。つかわなければ老朽化してさび付き、過度にフル回転させれば一時的なオイル不足により焦げついてしまう」とも表現しています。
年齢と共に経年した皮膚は老化と共にしわが現れます。もちろん、身体や臓器の周りに張り巡らされているさまざまな血管も例外ではありません。それぞれの食事・生活環境によって血管などに滞留するコレステロールの影響で高血圧を引き起こしたり、心臓の適切な機能を損なったりする可能性があります。
かかりつけのお医者さんや循環器専門医と相談しながら、心臓や血管に負担をかけないヘルシーライフとは何かをもう一度考え直す必要性がありそうです。
(フジサンケイビジネスアイ/ブルームバーグ紙を参考)

