私たちの身体は肝臓によって病気から守られているといって過言ではありません。空気中に漂うウイルスや煙などの物質(呼吸)をはじめ、食べ過ぎと運動不足によって起きる身体的要因など、意図しない間に起きるマイナス要素の蓄積で身体の調子が悪くなったりします。
現代人をむしばんでいく胆石症や糖尿病、食道静脈瘤、すい炎、十二指腸潰瘍、胃炎などの病気は、肝臓の処理能力を超えることによって触発されてしまう病気といって過言ではありません。
小腹が減ったときについつまんでしまうファストフード類(ハンバーガー、から揚げ串、フライドポテト)やお菓子に含まれる油脂類、豚や牛などの肉類、さらに塩分の多い食品を食べ続けてしまうと、心疾患や脳の疾患、胃がん、大腸がんへの早道につながりかねないので注意が必要です。
体内に蓄積されたこれらの毒素は、デトックス(解毒)作用を持つ食べ物によって肝臓の負担を軽くすることができます。ただ、ここはサプリメントなどの合成的な素材よりも、生命力を持った自然パワーをそのまま生かすことによって得られるフレッシュな食材を選びたいものです。
ブロッコリーの芽
ブロッコリーの芽は抗酸化物質が豊富。消化管の解毒酵素を刺激する働きは他に比類のないぐらい強力である。
緑茶
抗酸化物質を豊富に含む緑茶は、肝機能を高めることで知られるカテキンが豊富。
ニンニク
ニンニクは肝臓を刺激し、消化器官に残留する毒素を取り除くのに必要な「解毒酵素」を生産させる効果を持つ。
果物
とても消化しやすく肝臓に優しい。抗酸化物質、栄養素、食物繊維など重要なビタミン類もたくさん含まれている。
青物
アオコ、オオムギ葉、ケール、ほうれん草、スピルリナなどのオーガニック葉物野菜は消化管のクロロフィル(葉緑素)量をより増強する効果を持つ。環境有害物質を取り除く効果も。
レモン、オレンジ、ライム
柑橘類(ビタミンC)は消化管の酵素過程を活性化する。解毒作用を高めるには、毎朝、グラス一杯の温かいレモン水を飲むといいといわれる。
緑豆(リョクトウ)
緑豆はとても消化しやすく、腸壁にへばりつく残留毒素を吸収する。
生野菜
解毒療法としてジュースにして飲む。生で食べるとベストなのは、玉葱、人参、アーティチョーク、アスパラガス、ブロッコリー、キャベツ、ケール、芽キャベツ、カリフラワー、ニンニク、ビート、ターメリック、オレガノ。天然素材に存在する硫黄は肝臓が有害な化学物質を解毒するのを助ける効果がある。
種実類
アマニ、カボチャの種、アーモンド、クルミ、麻の実、胡麻、チーア、シベリア松の実、ヒマワリの種などは消化の働きをより刺激させる。
オメガ3オイル
大麻油、亜麻仁油、アボカド油、またはオリーブ油は解毒に有用。これらのオイルは腸壁を潤滑化し、毒素を吸収して体から排泄する。

