私たちが過ごしてきた時代はラジオならではのコンテンツがあり、好きなアーティストが出演する番組だったり、流行歌のベストテン番組が毎週のように放送されていて本当に楽しかったです。
昭和時代のテレビといえばまだまだ高嶺の花であり、リビングに一台だけデンと据え置いていて当たり前。私が子供部屋の寝室で過ごした唯一の楽しみといえば、アイワかソニー製のトランジスタラジオを片手に聴いていたマル秘番組でした。
ラジオを抱えてベッドの中で縮こまって聴いていた時代は疾うに過ぎ去り、現在では好きな曲をタップリと集めてケータイをいじりながらiPodやウォークマンなどで聴くことがステータスとされています。
今では技術革新が進んでネット経由のパソコンではもちろん、スマホ、携帯音楽プレーヤーでもラジオが聴けるようになりました。
しかし私からしてみれば、ラジオという立派かつ凛々しき立場の情報源が中途半端過ぎて何か腑に落ちません。
ソニーのポータブルラジオレコーダーはAM/FMラジオと録音機能だけで2万円程度というシロモノですが、好きな時間にセットしておけばNHKの語学講座や気に入った洋楽番組・オールナイトニッポンなどのトーク番組がいつでも好きなときに聴くことができます。
ラジオ番組の予約録音付きというシンプルなポータブルラジオレコーダーが、これだけの脚光を浴びてデビューしたのはかつてないことです。
いざ地震などの災害が発生したときに行動を起こそうとしても、しっかりした情報源がないといろいろなデマに惑わされてしまう可能性は捨て切れません。
電池で動くラジオ、しかもこのように立派で高性能なデバイスであればあるほど、いざとなったときに本当に心強いのではと思います。

