2010年文化庁メディア芸術祭(2/2-2/13・国立新美術館で開催)でアニメーション部門優秀賞を受賞した短編アニメがユーチューブにアップされていましたので紹介します。
作者である石田祐康さんは大学生で20代前半という若さ。フミコの告白(短編)というアニメの概要は…
フミコは、想いを寄せるタカシに告白するが、あえなくフラレてしまう。泣き叫びながら走りだすフミコ。疾風のごとく、街中を突き抜け、急激な階段を転がり、崖から落下し、商店街の空を舞うフミコがたどり着いた所とは……。ユニークなアングル描写とスピード感あふれるアクションが展開する純情女子高生の決死の告白アニメーション(2分22秒)。
スリルとスピード感のあるこの短編アニメは簡潔な内容でありますが、奥に潜む作者の繊細な心と思春期に経験したであろう自らの微妙な恋愛体験が見事な表現力となって作品に反映されています。
例えば「こうなれば面白いだろう」とか、「こうすれば観客を作品に引き込むことができる」ということを主眼においており、誰にでもファーストタッチで楽しむことのできるアニメーションとして抜群の存在感を示しています。
日本のアニメ業界に新風を吹き込む作品を送り出した大学生石田さんの登場で、世界に誇れるアニメ文化の将来は今後もトップクラスを維持しながら永遠に続いていくものと期待できるでしょう。

