2月14日のバレンタイン・ディ---期待する男性は私を含めて少なくないとみるが、これからお伝えする話題はオトコにとって少し残念なお知らせになるかもしれない。
今どきのバレンタインは、愛の告白よりも女の子同士の「友チョコイベント」になっていることが江崎グリコの事前調査で分かった。
インターネットで調査した全国の10代?20代の女性500名の結果では、贈る相手の大半(約70%)が「女友達」となり、「男性」へ渡すという"本来の目的"は半数以下(約40%)となるちょっぴりわびしい結果となったようだ。
■江崎グリコ広報の話
かつては「女性から男性に告白する日」でしたが、最近では、従来からある本命チョコや季節のご挨拶としての義理チョコだけでなく、自分へのプレゼントとしてのご褒美チョコや、女の子同士でチョコレートを贈り合う「友チョコ」が人気となっているようです。
現在はハンドメイドの手作りチョコのほかにも、市販のチョコレートをデコレーションするなどしたアレンジ派が主流となっている。ひと手間かけた“デコリ”は、プレゼントとしての魅力度も大きいという考えが大半を占めている。いわゆる友チョコとデコリは、ケータイ世代の若者が創造するネオ・スタンダードとなっている模様。
■江崎グリコ「バレンタイン事情2010」総括
今年のバレンタインデー、チョコをあげる予定の人数は13.1人で去年の13.7人に比べるとやや少なくなり、総予算も昨年実績の3,524.8円から3,477.8円と、やや縮小傾向です。
あげるチョコのタイプは、市販のチョコをそのままではなく、手づくりや市販のチョコに自分らしさをアレンジした“デコリ”が主流で、今年のバレンタイン・チョコもひと手間かけて自分らしさを表現する“デコリ”なチョコを贈る人が74.8%となっています。
また、バレンタインデーにチョコをあげるだけでなくもらう女性が増えています。
昨年のバレンタインデーにチョコをもらった女性は81.8%にも。昨年話題になった男性から女性へチョコを贈る「逆チョコ」かと思いきや、「彼氏」からチョコをもらった女性は4.4%に過ぎず、実際は「女友達」(92.2%)からのチョコレートがほとんどです。
バレンタインデーに女友達にチョコを贈る「友チョコ」は女子中高生を中心に非常に盛んで、女子中学生の場合、去年のバレンタインデーの友チョコ率は94.0%で、バレンタインチョコの中でいちばん気持ちをこめるのが「女友達」への友チョコ(64.0%)と答えています。
10代・20代女性の平均でみても、「告白したい男性」(10.0%)や「彼氏」 (27.2%)へのチョコより「女友達」(41.4%)へのチョコの方が気持ちの込め方が断然高くなっています。また、チョコをもらうだけでなく、もらった人に自分からもチョコをあげる“贈り愛”も盛んで、「女友達」にあげる・もらうの贈り愛率は90.1%となり、女子中学生ではチョコの贈り愛経験率100%となっています。
バレンタインの主流になりつつある「友チョコ」について詳しく調べてみると、友チョコはあげたい(84.4%)し、もらいたい(89.6%)ものであり、もらいたい友チョコ単価は346.7円と安価です。
バレンタインデーは、女性から男性への一点豪華な本命チョコの告白記念日から、女子同士の気軽でリーズナブルな友チョコの日へと変化しつつありますが、「チョコに想いを込める」という行為は今も昔も変わっていないようです。

