飛ぶ鳥を落とす勢いの携帯型ゲーム機のニンテンドー3DSですが、あのコンパクトな筐体にきれいな立体映像が出てくるなんて不思議ですよね。
日経エレクトロニクスがその3DSを分解した結果、いろいろな秘密が炙り出されました。
まずメーン基板のCPUは富士通セミコンダクター製。記憶用メモリーも同じメーカーでした。フラッシュメモリーは東芝製、音声処理ICは米テキサス・インスツルメンツ製です。
無線LANモジュールやSDメモリーカード用スロットはミツミ電機製。
肝心の液晶パネル部分のメーカーはシャープ製ですが、細かいチェックをしたところ、どうやら今までにはない造りだったようです。
右目と左目の映像を別々に作り出す「視差バリア方式」を採用した3DSは、普通の液晶パネルとは違う「赤、青、緑」という画素配列順を二枚用いていました。一枚を「赤、青、緑」パターンの液晶を、もう一枚には光を効果的に遮ることのできるすだれタイプの液晶を使っています。
こうすることで右目と左目にそれぞれ情報格差を付けることができ、映像に奥行き感を生み出しているのです。
通常の二次元映像は一枚だけの液晶を使いますので、電源はその分浮くことになります。電池を長くもたせるには二次元バージョンが適していることになるでしょう。
なお、この情報の詳細は契約制(月二回発行)の日経エレクトロニクスのバックナンバーや日経産業新聞2011年3/10号に掲載されています。

