相次ぐ自然エネルギーの活用で「省エネ産業分野」に注目が集まりますが、満を持して今度は両面型のソーラーパネルが登場します。
東京太陽光建材(東京・台東)はイスラエルのメーカー「ビー・ソーラー」や独立系太陽電池メーカーである「ハイナジー」(岩手・北上)と連携して、日本での両面型ソーラー販売を今夏に開始すると発表しました。
ガラスで挟んだソーラーパネルのため、見た目がメカニカルで取付場所を選びそうですが、光を四方から取り入れるために屋根などに取り付けるソーラーパネルに比べて2割から3割程度も発電量上乗せが期待できます。
アイディア化したミラー併設で発電量の上乗せも期待できる両面型ソーラーパネルですが、初期段階の生産ではコストがかかりますので、メーカーではまずは公共性の高い施設(学校屋上、高速道路の柵)に取り付けることを想定しているようです。
製造コストを下げられることができれば住宅用建具などにも導入・供給してほしいところですが、量産化に至るためには国の補助金制度が必要です。
内容が不透明ながらも日本の菅総理が先日のG8(先進国首脳会議)で国内でソーラー発電普及に努めることを公言したこともあり、補助金制度の強化も期待できる太陽光発電。
有機系太陽電池など低コスト開発できる素材のある中、国内電力事情の再編で今まで以上にソーラー発電が注目されています。
消費者たちがあおぐこの追い風をソーラー発電先進国を目指す日本は如何にして取り込むことができるのか・・・国による強化策とメーカー同士の開発競争熱の持続を願ってやみません。

